▼健康管理アプリユーザーが選ぶ、シリアル・グラノーラの食事回数ランキング
表1は、2019年9月1日~2020年9月1日の「カロミル」アプリユーザーのシリアル・グラノーラの食事回数TOP10ランキングです。シリアル・グラノーラの食事回数は、64,085回でした。
表1.シリアル・グラノーラTOP10
順位 |
商品 |
食事回数 |
割合 |
1位 |
カルビー「フルグラ」 |
16848 |
26.4% |
2位 |
カルビー「フルグラ 糖質オフ」 |
14735 |
23.0% |
3位 |
ケロッグ「オールブラン ブランリッチ」 |
10850 |
16.9% |
4位 |
ケロッグ「オールブランフルーツミックス」 |
4357 |
6.8% |
5位 |
ケロッグ「オールブラン ブランフレーク プレーン」 |
2113 |
3.3% |
6位 |
日清シスコ「シスコーンBIG フロスト」 |
1414 |
2.2% |
7位 |
カルビー「フルグラ チョコクランチ&バナナ」 |
1244 |
1.9% |
8位 |
日清シスコ「スーパー大麦 グラノーラ」 |
883 |
1.4% |
9位 |
カルビー「マイグラ」 |
761 |
1.2% |
10位 |
カントリーファーム「フルーツミューズリー」 |
689 |
1.1% |
シリアル・グラノーラが食べられた回数:64,085、n=64,085
1位はカルビー「フルグラ」、2位はカルビー「フルグラ 糖質オフ」、3位はケロッグ「オールブラン ブランリッチ」となりました。上位3製品で、シリアル・グラノーラの約7割の食事回数を占めています。
1位、2位を占めた「フルグラ」のカルビー株式会社は、1988年にアメリカの朝食として定着していた「牛乳をかけて食べるシリアル」に着目し、「日本人のためのシリアル」としていち早く開発を開始しました。
その後、"日本人の味覚に合うシリアルを!"と多様なバリエーションを開発し、1991年に「フルーツグラノーラ」が誕生。
2011年には、それ以前は一般名称と同様に「フルーツグラノーラ」と呼んでいた商品名を「フルグラ」とし、現在まで「フルグラ」を“シリアル”としてではなく“朝食”として位置づけられることを目指し提案し続けている、とのことです。
(カルビー株式会社ホームページ、シリアル販売の歴史より、まとめ:https://www.calbee.co.jp/frugra/)
次からは、食事回数ランキング1位、2位、3位の商品を詳しくみてみます。まずは年代・性別の属性別の分析結果です。
▼男性人気の「フルグラ」、女性人気の「オールブランブランリッチ」、どちらにも人気な「フルグラ 糖質オフ」
グラフ1.2.3はそれぞれカルビー「フルグラ」、カルビー「フルグラ 糖質オフ」、ケロッグ「オールブラン ブランリッチ」の年代・性別の属性別の分析結果です。
カルビー「フルグラ」は女性よりも男性の方が多く食べられている結果でした。

続いて、カルビー「フルグラ 糖質オフ」をみてみます(グラフ2)。

19歳以下を除く全年代で男女間の大きな差はみられませんでした。
「フルグラ 糖質オフ」は1食50gで糖質量18.9g(牛乳200mlをかけて糖質量が28.9g)となっています。
緩やかな糖質制限を目指すには、1日の糖質量を70g~130g以内にすることと言われています。牛乳込みで30g未満の「フルグラ 糖質オフ」はダイエット中の方や食事管理の方に向いているのかもしれません。
(カルビー株式会社、フルグラ 糖質オフ商品ページより、まとめ:https://www.calbee.co.jp/frugra/product/off.html)
続いて、ケロッグ「オールブラン ブランリッチ」をみてみます(グラフ3)。

「オールブラン ブランリッチ」は全年代で女性の方が多く食べている結果でした。各商品で女性・男性人気が分かれるのは面白いですね。
続いて、性別・体型の属性別の分析結果をみてみます。
▼「フルグラ」「フルグラ 糖質オフ」は男性やせ型、「オールブラン ブランリッチ」は女性やせ型に人気!
グラフ4.5.6はカルビー「フルグラ」、カルビー「フルグラ 糖質オフ」、ケロッグ「オールブラン ブランリッチ」の、性別・体型の属性別の分析結果です。
カルビー「フルグラ」はやせ型・普通型の男性の食事回数が多くなっています(グラフ4)。

続いて、カルビー「フルグラ 糖質オフ」の結果です(グラフ5)。「フルグラ 糖質オフ」は体型別だとやせ型の男性が多く食べているようです。

続いて、ケロッグ「オールブラン ブランリッチ」です(グラフ6)。性別・体型別だと女性・やせ型の方が多く食べられていることがわかりました。

▼「朝ご飯にシリアル・グラノーラ」はしっかり定着している
グラフ7.8.9はそれぞれの商品の食事時間をみたものです。
すべての商品において、食事時間は朝7時が最も多くなっています。次いでお昼の12時、18時と続きます。
”シリアル・グラノーラは朝食”というイメージがしっかりついていることの表れといえるでしょう。



まとめ
いかがでしたか?
時間のない時に手軽に食べられるシリアル・グラノーラは、忙しい現代人には必需品かもしれません。特に朝のバタバタしている時には、救世主ともいえます。
手軽なだけでなく、食物繊維などの栄養バランスが考えられていたり低カロリーや低糖質のものがあり、また味も様々なものがあります。自分に合ったシリアル・グラノーラで、上手に食事管理をしていきたいですね。
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