日本の国民食「カレー」。ヘルスケアアプリの食事データから人気メニューを調査しました

全日本カレー工業協同組合によるカレー粉生産量に基づくデータによると、日本人1人1ヶ月あたりのカレー摂取皿数は「4.05皿(平成22年4月調べ)」になるそうです。
カレーはどのように消費されているのでしょうか。今回はヘルスケアアプリ「カロミル」のユーザーが登録した食事データから調査しました。

利用データ:カロミル食生活実態調査 2018年

■圧倒的人気はポークカレー、頻繁に食べられたカレーメニューランキング

まずはカロミルユーザーの登録データから年間「カレーメニュー」登録数ランキングTOP30を見てみましょう。
今回の調査ではカレーの中でも「チキン」と「バターチキン」のように具材が少しでも異なる場合には別データとして集計しています。また、共に食べる主食が「ライス」なのか「ナン」なのかまでは考慮せずに集計しています。

表1.カロミルユーザー「カレーメニュー」登録数ランキングTOP30

順位 店舗名+メニュー名 登録数 登録ユーザ数
1 一般料理 カレーライス(ポーク) 16,124 7,778
2 一般料理 カレーライス(ビーフ) 7,962 4,283
3 一般料理 カレーライス(チキン) 7,464 4,456
4 ほっかほっか亭 カレールー 7,292 3,479
5 一般料理 カレーパン 6,011 3,619
6 一般料理 バターチキンカレー 4,020 2,639
7 一般料理 カレールー(レトルトパック) 3,750 2,267
8 一般料理 キーマカレー 3,171 2,127
9 一般料理 インドカレー ダルカレー 3,088 2,121
10 一般料理 カツカレーライス 2,540 1,971
11 一般料理 カレーうどん(レトルトカレー1袋、冷凍うどん1玉(200g) 1,985 1,527
12 一般料理 野菜カレーライス 1,804 1,174
13 一般料理 鶏むね肉のカレー蒸し 1,611 500
14 SHANTIシャンティ スープカレー(チキン) 1,531 953
15 一般料理 カレーうどん 1,489 1,136
16 一般料理 ドライカレー 1,398 979
17 一般料理 グリーンカレー 1,319 1,000
18 一般料理 ひき肉カレー  1,190 769
19 日清食品 NISSIN カップヌードルカレー 1,184 832
20 一般料理 カレーコロッケ 1,129 671
21 一般料理 マトンカレー  573 341
22 CoCo壱番屋 夏野菜カレーのルー 563 374
23 新宿中村屋 インドカリー スパイシーチキン 535 374
24 一般料理 カレー南蛮そば 520 385
25 一般料理 カレーピラフ 509 382
26 ハウス食品 カリー屋キーマカレー (1袋150g) 509 335
27 山崎製パン ヤマザキパン カレーパン 489 350
28 一般料理 カレー鍋 459 298
29 大塚食品 100kcal マイサイズ 欧風カレー (一人前150g) 448 225
30 はなまるうどん カレーライス(小) 444 353

※2018カロミル食生活実態調査データ カレーメニュー摂取状況篇

1位は2位にダブルスコアの差をつけての「カレーライス(ポーク)」でした。
2位は「ビーフ」、3位は「チキン」となりました。

上位3メニューは家庭でもその時によってチョイスが変わることもあるのではないでしょうか。上位3メニューだけで構成比を集計してみました。

表2.カレーメニュー上位3品のみの構成比率

肉の種類 登録数 構成比
ポーク 16,124 51.1%
ビーフ 7,962 25.2%
チキン 7,464 23.7%
31,550  

グラフ1.カレーメニュー上位3品のみの構成比率

51_img01※2018カロミル食生活実態調査データ カレーメニュー摂取状況篇

一般的なデータとも比較してみると・・・

◆2018小学館「CanCam」編集部調べ “家のカレーに入れる「肉」ランキング”
1位:豚肉    43%
2位:牛肉    36%
3位:鶏肉    19%
4位:シーフード    2%

◆2017 「クックパッド」調べ “カレーに入れるお肉は何ですか?”
1位:豚肉  39%
2位:牛肉  33%
3位:鶏肉  24%
4位:肉以外       4%


となっており、他の調査でも「豚肉→牛肉→鶏肉」という人気順位には変わりないようですね。カロミルユーザーは他の調査と比較すると豚肉の比率が高く、牛肉の比率が低い傾向があるようです。豚肉の豊富なビタミンによる疲労回復を狙っているのかもしれませんね。

4位は「ほっかほっか亭 カレールー」でした。正直なところ意外に感じましたが、おそらく「カレールー」のみの購入で、自宅にあるご飯と合わせて食するのでしょう。時間や手間を省きつつも自宅にあるものを上手に利用して食事をコントロールするカロミルユーザーの姿がイメージできました。

5位以下を見てみると、中食や外食、冷凍品やパンなどが多種多様にランクインしており、私たちの身の回りにカレーメニューがあふれていることがわかります。
その中でも「バターチキンカレー」「ダルカレー(豆カレー)」「キーマカレー」「マトンカレー」などインドカレーのメニューが上位にランクインしていることが印象的でした。都市部に限らず、昨今は本格的なインドカレーやスパイスカレーのお店が増えているので日常的に食べる機会が増えてきているのかもしれません。

 

■市販品・外食で人気のメニューランキング

表3.カロミルユーザーの外食店・市販品でのカレーメニュー登録数ランキングTOP30

順位 店舗名+メニュー名 登録数 登録ユーザ数
1 ほっかほっか亭 カレールー 7,292 3,479
2 SHANTIシャンティ スープカレー(チキン) 1,531 953
3 日清食品 NISSIN カップヌードルカレー 1,184 832
4 CoCo壱番屋 夏野菜カレーのルー 563 374
5 新宿中村屋 インドカリー スパイシーチキン 535 374
6 ハウス食品 カリー屋キーマカレー (1袋150g) 509 335
7 山崎製パン ヤマザキパン カレーパン 489 350
8 大塚食品 100kcal マイサイズ 欧風カレー (一人前150g) 448 225
9 はなまるうどん カレーライス(小) 444 353
10 CoCo壱番屋 ポークカレー200g 437 315
11 いなば チキンとタイカレー (1缶125gあたり) 434 247
12 明治 銀座カリー 中辛 (1箱180g) 415 284
13 CoCo壱番屋 カツカレー 411 323
14 CoCo壱番屋 ポークカレー 300g 401 221
15 ハウス食品 THAI TABLE <グリーンカレー> 372 285
16 カレーせんべい 亀屋 (1袋100g値) 361 212
17 ハウス食品 キーマスタイル キーマカレー (1袋165g) 361 236
18 日清 nissin NISSIN カレーメシ (ビーフ) 344 223
19 石井食品 ナスと挽肉のキーマカレー 341 248
20 ローソン ブランのチキンカレーパン 326 207
21 サルタンズオアシス カレースープ 322 215
22 スープストック タイ風グリーンカレースープ 309 214
23 東洋大学のインドカレー チキンカレー、タンドリチキン、ラッシー、ナン、サラダ 308 241
24 ジャカッセ 焼きカレードリア 282 245
25 パスタリング 牛すじカレーライス 281 203
26 大塚食品 100kcal マイサイズ バターチキンカレー (一人前120g) 280 194
27 日清食品 NISSIN カップヌードル 欧風チーズカレー 280 221
28 CoCo壱番屋 チキンカツカレー 262 217
29 ローソン ブランの焼きカレーパン 245 101
30 大塚食品 ボンカレーゴールド 中辛 (1袋180g) 244 153

※2018カロミル食生活実態調査データ カレーメニュー摂取状況篇

表3.は、コンビニエンスストア・外食店・市販品のデータによるカレーメニュー登録数TOP30です。

1位は先ほどの総合ランキングでは4位だった「ほっかほっか亭 カレールー」です。

2位は「SHANTI スープカレー チキン」
3位は「日清カップヌードルカレー」
でした。

「SHANTI(シャンティ)」は東京都内に数店舗あるスープカレーの人気店ですが、2位にランクインするほど人気とは驚きました。通信販売も行っているようなので店舗利用者だけではないのかもしれません。
そして、3位の「日清カップヌードルカレー味」については何も申し上げるまでもないですね。圧倒的な人気です。他にも18位に「日清カレーメシ(ビーフ)」、27位に「日清カップヌードル欧風チーズカレー」がランクインしており、昼食やちょっと小腹のすいたときに利用されているシーンが想像できますね。

外食メニューや市販品のランキングでは「グリーンカレー」などのタイカレーの商品も人気のようで、「カレー」の概念がますます広がっていることがわかります。

23位にランクインしている「東洋大学のインドカレー」については詳細不明ですが、東洋大学の学生さんが広くカロミルを利用してくださっているのでしょうか。

TOP30のなかでは市販レトルト製品やコンビニ商品が目立っていますが、外食店のメニューで5品もランクインしている外食店舗は「Coco壱番屋」のみでした。「チキンカツカレー」などの重めメニューもランクインしているので、カロミルユーザーの中では“カレーを外食する時にはCoco壱番屋でガッツリ食す“ということなのかもしれません。

まとめ

今回は日本人の国民食と言われる「カレーメニュー」の摂取実態を分析してみました。
「カレー」といっても、家庭風やスープカレー、インド風や欧風、カレーピラフなどもありますし、合わせる主食もライス・ナン・パン・うどんなどバリエーションは尽きません。

カレー味は食欲を増進させる効果があるので、暑い夏には夏バテ防止に有効ですが、食べ過ぎてしまうリスクのあるメニューでもあります。
一方で、料理の味つけに利用すると塩分量を控えても美味しくいただけるというメリットもあるので、カロミルユーザーも上手に取り入れているのではないでしょうか。

今後もデータを様々な角度から分析してまいります。どうぞご期待ください。

データの算出方法

AIが食事を数値化する栄養管理・ダイエットアプリ「カロミル」のデータを元に算出しました。

※このデータは同一人物の複数回数入力を含みます。

カロミルは、カロリーのみでなく、糖質やたんぱく質の管理ができるようになっていますので、ロカボ・ダイエットや糖質制限にもご活用いただいています。

また、塩分や食物繊維の計算・記録もできますので、ダイエットのみならず、栄養バランス管理で健康管理にお役立ていただいています。