では、実際に健康意識の高いカロミルユーザーが豆腐をどのように食べているのか調べてみました。
「木綿豆腐」と「絹ごし豆腐」どちらが人気?
まずは、シンプルな疑問として「絹ごし豆腐」と「木綿豆腐」はどちらが多く食されているのでしょうか。
2018年、年間を通じて出現頻度を調べてみました。
その結果は、
・絹ごし豆腐 62.9%
・木綿豆腐 38.1%
と、絹ごし豆腐の頻度が6割以上でした。
「絹ごし豆腐vs木綿豆腐 多く食べられているのは?」
2018カロミル食生活実態調査データより
しぼる工程がないぶん、絹ごし豆腐はなめらかな舌触りがあり、それが最大の魅力でもあります。
豆腐はそのままでも食べられる優秀な食材ですが、冷ややっこやサラダとしていただく際には舌触りを優先するため絹ごし豆腐が人気です。
次に、豆腐をどうやって食べているのか見てみたいと思います。
みんな豆腐をどうやって食べているのか?
それでは、カロミルユーザーの健康意識の高い皆さんは日々の食事でどのように豆腐を食べているのでしょうか。
◆豆腐料理 年間出現頻度ランキング2018
1位 |
豆腐のみそ汁 |
86,719回 |
2位 |
冷ややっこ |
11,331回 |
3位 |
麻婆豆腐 |
11,010回 |
4位 |
豆腐のハンバーグ |
6,912回 |
5位 |
豆腐のスープ |
6,043回 |
6位 |
豆腐チゲ・スンドゥブ |
3,991回 |
7位 |
豆腐のサラダ |
3,212回 |
8位 |
揚げ出し豆腐 |
2,975回 |
9位 |
豆腐の煮物 |
1,576回 |
10位 |
あんかけ豆腐 |
775回 |
2018カロミル食生活実態調査データ 豆腐篇より
(対象:カロミルユーザー10代~80代豆腐料理登録ユーザー133,962人)
1位はダントツ人気で「みそ汁」でした。みそ汁は1日1回程度は食べることが多いので、そもそもの出現サイクルがはやいというのが一番の理由ですね。
ちなみに豆腐のみそ汁にあわせて入れる具のランキングは、
1位 豆腐とわかめ
2位 豆腐とねぎ
3位 豆腐と油揚げ
4位 豆腐となめこ
5位 豆腐としめじとわかめ
といった上位5位までがほとんどを占めていました。
その他、豆腐をつかったみそ汁の具では、「豆腐と三つ葉と麩の赤だし」「豆腐とニラ」「豆腐とみょうが」「豆腐とオクラ」「豆腐とキャベツ」などのメニューがランクインしていました。
みそ汁に豆腐だけでなく、一緒に野菜やきのこを入れれば、食べごたえがあって栄養バランスの良い一品に。手軽に栄養バランスの良い食事が作れるという面からも、みそ汁が食卓に登場する頻度が高くなるのかもしれませんね。
市販品や外食ではどのような豆腐料理が人気なのか?
では市販品や外食利用者ではどのような豆腐料理が人気なのでしょうか?
◆市販品や外食での豆腐料理 年間出現頻度ランキング2018
1位 |
日清食品 純豆腐スンドゥブチゲスープ |
1,652回 |
2位 |
ファミリーマート 丸ごと豆腐のスンドゥブチゲ |
425回 |
3位 |
日清食品 麺なしラーメン豚骨豆腐スープ |
401回 |
4位 |
トップバリュ 豆腐と鶏肉のハンバーグ |
393回 |
5位 |
トップバリュ ひじきお魚とお豆腐ハンバーグ |
383回 |
6位 |
ファミリーマート きのこのとろーり豆腐 |
357回 |
7位 |
すき家 冷ややっこ |
326回 |
8位 |
セブンイレブン「おでん」焼き豆腐 |
297回 |
9位 |
松屋 おろし豆腐 |
292回 |
10位 |
デニーズ 豆腐サラダ |
236回 |
2018カロミル食生活実態調査データ 豆腐篇より
(対象:カロミルユーザー10代~80代豆腐料理登録ユーザー133,962人)
市販品では「日清食品 純豆腐スンドゥブチゲスープ」が圧倒的な人気でした。カップスープではありますが、辛いもの、そして豆腐が入ったスープものというのはジャンクなイメージは高たんぱくで代謝を良くしてくれるというイメージがありジャンクな印象は薄いのではないでしょうか。仕事などで疲れて手軽に食事を済ませたいときにも、コンビニエンスストアやスーパーなどで購入できるのはありがたいですよね。
2位も「ファミリーマート 丸ごと豆腐のスンドゥブチゲ」と、同じような傾向の商品が上位を占めました。こちらはチルド販売されているお惣菜商品です。季節商品のようで通年購入できる商品ではないのに上位にランクインしているということで人気の高さがうかがえますね。
愛用者からは「一度食べたらやみつき「とにかくウマい」「あっさりしているのに、しっかりした辛味」といったコメントが上がっていました。
4位・5位はトップバリュの豆腐ハンバーグシリーズでした。こちらはチルドで一人分ずつ販売されており、1個100円以下と、とてもお手頃。一人暮らしでも家族の分でも気軽に取り入れられるのも人気の秘訣でしょうか。
7位・9位に牛丼チェーン店の小鉢として豆腐料理がランクインしているのも興味深いですね。牛丼だけでなく、冷ややっこを合わせることで更に栄養バランスを整えようとする健康意識の高さを感じました。
レアな豆腐アレンジメニューは衝撃!
「豆腐」にまさかの「アレ」を混ぜる?!
筆者がデータを見ているなかで最もインパクトを感じた豆腐料理は「豆腐はちみつクリーム」でした。
・絹ごし豆腐
・はちみつ
・スキムミルク
を混ぜてクリーム状にするというもの。
カスタードクリームのような食感になるようで、なかにはシュークリームの中に詰めて食べているという方も!
そして筆者も早速トライしてみました。

<材料>
豆腐(絹ごし・木綿どちらでも) 300gていど
スキムミルク 大さじ4
はちみつ 大さじ2~3
<作り方>
1.豆腐を水切りし、泡だて器でなめらかになるまで混ぜます。
2.スキムミルクとはちみつを加えてよくかき混ぜて出来上がり。
これが豆腐?というくらいクリーミーです。これだけでもデザートになりますし、ヨーグルトのようにいただいても。乳脂肪ゼロのため、さっぱりした味わいです。
まとめ
「第2回カロミル食生活実態調査 豆腐扁」のデータでは日々の食事に思った以上に「豆腐」が取り入れられていることが見えてきました。たんぱく源として、そして食べごたえのある食材として、クセがなくアレンジのしやすい貴重な食材「豆腐」は、ヴィーガン(完全菜食主義者)の方にも人気で、世界中でも食べられています。
日本でも豆腐の人気はますます高まっていくのでしょうね。次回の調査では、どのような変化が起きているのかお楽しみに!