プロテイン摂取は減量に効果的なのか?!

筋肉量を増やしたいと考えている人にとって今や欠かせない「プロテイン」。しかし、減量を目指す人にとってはどのような位置づけなのでしょうか。

今回は、プロテイン摂取実態と、プロテイン摂取が体重や体脂肪率の変化にどう影響しているのかをさぐります。
利用データ:カロミル食生活実態調査 2018年

プロテイン摂取の実態

まずは2018年の1年間でプロテインを摂取した人の割合を見てみましょう。

08_img01

(2018カロミル食生活実態調査データより)

1年間のうち、プロテインを1回でも食事登録した方は24.6%でした。

健康や美容への意識の高い人のうち、およそ4人に1人の方がプロテインを摂取している計算です。筋肉量を増やす目的の方や、体脂肪率を減らす目的で摂取している方もいると思いますが、実際にどのような変化があるのか分析してみます。


プロテイン摂取比率と体重・体脂肪率変化の関係

実際にプロテインを摂取した方の体重や体脂肪率がどのように変化しているのかを見てみましょう。

 

<プロテイン摂取比率と体重・体脂肪率の変化>
プロテイン摂取比率 1ヶ月あたりの体重増減(kg) 1ヶ月あたりの体脂肪率増減(%)
摂取 なし -0.561 -0.283
摂取 ~30% -0.531 -0.295
摂取 30%~60%以下 -0.598 -0.365
摂取 60%~100% -0.733 -0.487

※体重および食事登録が共に30日以上あるユーザーを対象
※体脂肪率および食事登録が共に30日以上あるユーザーを対象
※目標設定を減量に設定しているユーザーのみで集計
(2018カロミル食生活実態調査データより)

カロミルを利用しているユーザーは自身の目的に応じて、体重・体脂肪率の目標値を「減らす」「増やす」を任意で設定できます。今回は体重・体脂肪率の目標を「減らす」値で設定しているユーザーのみで集計しました。

データを見ると、食事におけるプロテイン摂取比率と体重・体脂肪率の減少は比例しているように見えます。摂取なしの方も減量を達成しているので一概には相関関係があるとは言えないものの、プロテイン摂取比率が高くなるほど体重および体脂肪率の減少率が高くなる結果となっています。

もちろんプロテイン自体に体重を減らす効果はありませんし、プロテインを摂取したからといって体脂肪が勝手に減るわけでもなく、食事や運動との複合的な効果によるものです。しかし、プロテイン摂取の比率は、食事や栄養、自身の体組成への意識の高さとリンクしていると考えられるため、摂取比率が高い人ほど減量の効果が高いという結果につながったといえるのではないでしょうか。

まとめ

プロテイン摂取については様々な考え方がありますが、減量効果を高める手段の一つとして検討する価値はありそうです。
今回は摂取比率にのみ焦点を当てましたが、摂取する時間帯や食事とのバランス、大豆由来と牛乳由来との違い等が成果に影響するのか、今後も掘り下げていきます。

データの算出方法

AIが食事を数値化する栄養管理・ダイエットアプリ「カロミル」のデータを元に算出しました。

※このデータは同一人物の複数回数入力を含みます。

カロミルは、カロリーのみでなく、糖質やたんぱく質の管理ができるようになっていますので、ロカボ・ダイエットや糖質制限にもご活用いただいています。

また、塩分や食物繊維の計算・記録もできますので、ダイエットのみならず、栄養バランス管理で健康管理にお役立ていただいています。